2010.09.01[水] 神沢利子展プロジェクト
2006年から2008年にかけて
三鷹市の市民協働事業「神沢利子展プロジェクト」に参加しました。
わたしが担当したのは、実行委員会委員長とアートディレクション。
デザインの実作業もほぼひとりでやることとなりました。
とにかくまあ、すごいプロジェクトでした。それは嵐のようでした…
概要については→プロジェクトの報告書をご覧ください。
●プロジェクトのシンボルマーク

↑『くまの子ウーフ』と『ふらいぱんじいさん』より、ふたりの主人公がやってきた。
神沢さんが桜がお好きなので、色は桜色に設定。
桜色の色面は均一なベタ面ではなく、マジックで描いた筆致で手のぬくもりを残しました。
絵本の世界って、何でも手で描くし、手づくりなんですよ。だからわたしも手を動かしました。

↑実行委員の証、缶バッヂ。

↑アイデアスケッチ。シンボルマークがこんなかたちになったのには理由があります。
●ウェブサイトはこちら(現在三鷹市のサイトに移行)


↑全てムーバブルタイプで構築。
「実行委員ブログ」では、メンバーそれぞれの生の声で、最新の活動を伝えました。
↓キックオフ企画、はじめての展覧会
どうして? 神沢利子展 ~ウーフからの招待状~
●ポスター・チラシ


●パンフレット



●展示デザインスケッチ












↑展示デザインスケッチ。鉛筆が好きになりました。
クリックで拡大表示します(727×1000pixel)。
●展覧会会場の写真

















↑みんなでつくった展示会場。
展示デザインスケッチとほぼ同じ風景となりました。
●作業風景ほんの一部

↑いちばん好きな写真。2歳から70代がいっしょにやってるところがなんとも。

↑2歳並んで木工用ボンドをとっているところ。かわいい。

↑完成した段ボール本棚を前に数少ない男ども「ここにいるぞー」って。

↑目障りですがお許しを。

↑神沢さんを囲んで記念撮影。本当に楽しかった展覧会でした。
みんなで力を合わせるというかけがえのない経験。
開幕日、自然に涙があふれました。魂がはだかになったのでしょう。
きっとこの先も忘れない思い出。
↓このプロジェクトの集大成の展覧会
トコトン! 神沢利子展 ~いのちの水があふれだす~
●ポスター・チラシ・チケット


●図録









●ジオラマ

↑模造紙に鉛筆で描いたスケッチ。クリックで拡大表示します。
仕上がりはほとんどこのスケッチと同じ構図で、できばえは想像以上になりました。
ジオラマ制作には、才能のある人たちの力が集結しましたね。
●展示デザインスケッチ


●展覧会会場写真






【舞台裏のひとりごと】
集大成の展覧会準備時のこと。
制作期間が超短い条件の中、追い込み期には仕事そっちのけで
市民協働事業であるこのプロジェクトが、生活の中心を占める存在となっていました。
眠気ざましの薬をたくさん買い込み、初めて服用した経験。
「本当に間に合うんだろうか」 と、眠っていてもすぐに目を覚ましてしまう
これまで仕事上でも味わったことのない、胸の奥から突き上げてくるプレッシャー…
眠らなくていいアンドロイドに嫉妬もしました(そんなのいないって…)。
「市民協働事業」って何だろう?
どうにもコントロールできない進行状況に苦しめられたり
力を出し切れず、不完全燃焼で終わった感もありました。
誰かと一緒に何かをつくりあげるには、どうしたらいいのか?
しかも、苦楽を楽しく。
相手を「受け入れる、肯定する」ことが鍵でしょうか。
みんなで力を合わせると、思ってもみないことができたりするもんです。
アイデアもひろがります。
いいこともそうでないことも、たくさん味わいました。
わたしにとっては「経験と学び」の場だったんだと受止めています。
---
この後ですよ、市民活動家や市民活動に目を向けるようになったのは。
いますいます、すごい人たち。世界中にも近くにも。
そういう魅力ある人がいることを知ると、叱咤激励されているようで
ぼーとはしてられない、次いこう! と思います。
そういう人たちに会いにいこう! なのです。
対人恐怖症はもう過去のはなし。
デザインで人がよろこび、楽しみ、つながる、ということを信じて…
ふみ特 富岡史棋
(この案件だけ超個人的告白で意味不明になりましたことをお許しください。「楽しい」って理屈じゃない。本当に楽しいかどうかは子どももおとなも顔にあらわれる。みれば分かる。「楽しいな」「生きているな」という瞬間を味わいたい。また別のかたちで、関わる人みんなで「よかったなー」と理屈抜きでそういいあえることをやりたいです)
三鷹市市民協働事業
2006年─2008年
*一部の方から「デザイン料はいくらもらっているんですか?」ときかれましたが、市民協働事業ですので仕事ではありません。当然全てはボランティア制作です。つまり、金じゃない。純粋にやりたいと思ったからやったことです。
三鷹市の市民協働事業「神沢利子展プロジェクト」に参加しました。
わたしが担当したのは、実行委員会委員長とアートディレクション。
デザインの実作業もほぼひとりでやることとなりました。
とにかくまあ、すごいプロジェクトでした。それは嵐のようでした…
概要については→プロジェクトの報告書をご覧ください。
●プロジェクトのシンボルマーク

↑『くまの子ウーフ』と『ふらいぱんじいさん』より、ふたりの主人公がやってきた。
神沢さんが桜がお好きなので、色は桜色に設定。
桜色の色面は均一なベタ面ではなく、マジックで描いた筆致で手のぬくもりを残しました。
絵本の世界って、何でも手で描くし、手づくりなんですよ。だからわたしも手を動かしました。

↑実行委員の証、缶バッヂ。

↑アイデアスケッチ。シンボルマークがこんなかたちになったのには理由があります。
●ウェブサイトはこちら(現在三鷹市のサイトに移行)


↑全てムーバブルタイプで構築。
「実行委員ブログ」では、メンバーそれぞれの生の声で、最新の活動を伝えました。
↓キックオフ企画、はじめての展覧会
どうして? 神沢利子展 ~ウーフからの招待状~
●ポスター・チラシ


●パンフレット



●展示デザインスケッチ












↑展示デザインスケッチ。鉛筆が好きになりました。
クリックで拡大表示します(727×1000pixel)。
●展覧会会場の写真

















↑みんなでつくった展示会場。
展示デザインスケッチとほぼ同じ風景となりました。
●作業風景ほんの一部

↑いちばん好きな写真。2歳から70代がいっしょにやってるところがなんとも。

↑2歳並んで木工用ボンドをとっているところ。かわいい。

↑完成した段ボール本棚を前に数少ない男ども「ここにいるぞー」って。

↑目障りですがお許しを。

↑神沢さんを囲んで記念撮影。本当に楽しかった展覧会でした。
みんなで力を合わせるというかけがえのない経験。
開幕日、自然に涙があふれました。魂がはだかになったのでしょう。
きっとこの先も忘れない思い出。
↓このプロジェクトの集大成の展覧会
トコトン! 神沢利子展 ~いのちの水があふれだす~
●ポスター・チラシ・チケット


●図録









●ジオラマ

↑模造紙に鉛筆で描いたスケッチ。クリックで拡大表示します。
仕上がりはほとんどこのスケッチと同じ構図で、できばえは想像以上になりました。
ジオラマ制作には、才能のある人たちの力が集結しましたね。
●展示デザインスケッチ


●展覧会会場写真






【舞台裏のひとりごと】
集大成の展覧会準備時のこと。
制作期間が超短い条件の中、追い込み期には仕事そっちのけで
市民協働事業であるこのプロジェクトが、生活の中心を占める存在となっていました。
眠気ざましの薬をたくさん買い込み、初めて服用した経験。
「本当に間に合うんだろうか」 と、眠っていてもすぐに目を覚ましてしまう
これまで仕事上でも味わったことのない、胸の奥から突き上げてくるプレッシャー…
眠らなくていいアンドロイドに嫉妬もしました(そんなのいないって…)。
「市民協働事業」って何だろう?
どうにもコントロールできない進行状況に苦しめられたり
力を出し切れず、不完全燃焼で終わった感もありました。
誰かと一緒に何かをつくりあげるには、どうしたらいいのか?
しかも、苦楽を楽しく。
相手を「受け入れる、肯定する」ことが鍵でしょうか。
みんなで力を合わせると、思ってもみないことができたりするもんです。
アイデアもひろがります。
いいこともそうでないことも、たくさん味わいました。
わたしにとっては「経験と学び」の場だったんだと受止めています。
---
この後ですよ、市民活動家や市民活動に目を向けるようになったのは。
いますいます、すごい人たち。世界中にも近くにも。
そういう魅力ある人がいることを知ると、叱咤激励されているようで
ぼーとはしてられない、次いこう! と思います。
そういう人たちに会いにいこう! なのです。
対人恐怖症はもう過去のはなし。
デザインで人がよろこび、楽しみ、つながる、ということを信じて…
ふみ特 富岡史棋
(この案件だけ超個人的告白で意味不明になりましたことをお許しください。「楽しい」って理屈じゃない。本当に楽しいかどうかは子どももおとなも顔にあらわれる。みれば分かる。「楽しいな」「生きているな」という瞬間を味わいたい。また別のかたちで、関わる人みんなで「よかったなー」と理屈抜きでそういいあえることをやりたいです)
三鷹市市民協働事業
2006年─2008年
*一部の方から「デザイン料はいくらもらっているんですか?」ときかれましたが、市民協働事業ですので仕事ではありません。当然全てはボランティア制作です。つまり、金じゃない。純粋にやりたいと思ったからやったことです。
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