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デザイン雑記帳

富岡史棋デザイン室/日々のアイデアと記録 

2019.04.09[火] 「ちの旅」ロゴマーク

・「ちの旅」ロゴマーク (日本語版)
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・「ちの旅」ロゴマーク (英語版)
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・デザインコンセプト

ちの旅ロゴマークは、ちの旅のブランドアイデンティティより
茅野の豊かな自然─五感を解き放つ強烈な四季─の情景をあらわしています
4つの正方形の中に四季の情景を循環するように配し
豊かな自然環境と地域づくりが持続可能であるように、という願いが込められています

この地で生き抜いてきた人々の営みにならい、大地の土を素材にして
縄文土器づくりのプロセスを活かした手仕事で制作されました





・アイデアスケッチと制作プロセス

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12万年前の土を練り→タイル状にして→四季の情景を刻し→乾燥するまで待って→野焼きし→その陰影を印しました

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*実際の制作には、井戸尻考古館の小松館長に絶大な協力をいただきました
 小松館長、ありがとうございます



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参考:ちの旅 ブランドアイデンティティ (2018年度版)

1 茅野の豊かな自然
五感を解き放つ強烈な四季。
冬は─とうめいな寒さを肌で感じ、
春は─命のいきづかいを聞き、
夏は─さらさらの空気に抱かれ、
秋は─山からのめぐみを味わう。

2 茅野で生き抜く力と生活文化の豊かさ
一万年の間、八ヶ岳の凍みる大地で生き抜いてきた、人の営み。
その知恵と愛、よろこびに触れる。

3 茅野で暮らす(過ごす)よろこび
「憧れる歳の重ね方」と出会う。
何気ない日常を、自然とよりそってぜいたくに暮らす人たち。
「家族になれる」場所。
ふるさとは、ここにもあります。






cl: ちの観光まちづくり推進機構
ad and d: 富岡史棋
制作: 富岡 楽 (10歳)
協力: 茅野市尖石縄文考古館 / 井戸尻考古館
2018–2019年
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