FC2ブログ

ふみ特「デザイン雑記帳」へようこそ

富岡史棋の日々のアイデアとその記録 

2009.07.27[月] 「Connected Café」ロゴマーク

↓仕上がり。クリックで拡大します。

cc_logo_20090727_1.jpg
↑この書体名は「LinoScript」というスクリプト体。
優雅さだとか高級感もあるけれど、親しみやすさなんかも感じられる書体です。かわいさもある。音楽の「rondo(ロンド)形式」といって、まあるいかたちのくり返しがつながっている(スクリプト体で、他に「rondo」ということばがつく書体もある)。
使い方次第でしょうが、「LinoScript」は、書体の特徴が、みた人の印象に残る書体だと思う。今回は、カフェのイメージと「Connected=つながりのある」という意味と願いを込めています。いろんな方向の書体を提案した末、依頼主のみなさんにこの書体が選ばれました。願いや想いが重なったのでしょうか。気に入っていただいたようで何よりです。鼻の下を踊るヒゲみたいにもみえますね。「くすっ」と笑ってしまうような、そんなユーモアを感じていただければうれしいです。


cc_logo_20090727_2.jpg
↑基本は白地に黒文字。背景色によって「CC」の色も変化する色彩設定。

---

●アイデアスケッチ

20090608_connectedcafe.jpg

20090712_connectedcafe.jpg
↑黒丸ふたつと半円弧で笑った顔のできあがり。笑顔のある社会と未来。「よし、これにしよう」



このロゴマークが入ったイベントフライヤーはこちら



応援先: Connected Café 事務局
d: 富岡史棋
2009年

    23:13  Top

2009.07.26[日] magma タイトルロゴ

「magma」というフラメンコライブのタイトルロゴの制作案件。

このライブシリーズは「鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団 (ARTE Y SOLERA) で活躍するダンサーたちにスポットをあて、強烈な個性のぶつかりあいと溢れるエネルギーをダイレクトにお届けします (チラシより抜粋)」ということで、マグマのように熱く渦巻くエネルギーを、視覚化しました。


↓完成版 (クリックで拡大表示)
magma_logo_20090726.jpg


●制作過程

magma_skech_20090709_s.jpg
↑その1:先ずはアイデアスケッチ (クリックで拡大表示)
おはなしをいただいた当初は「マグマ」というようにカタカナ表記でした。
マグマの様子を図案化するなんて、なんて「直球」なんでしょう、わたしは…
(ここはつっこまないでください。「これでいいのだ」と思うのです。ひらめきでいいのです)


magma_20090722_1.jpg
↑その2:基本になるタイプフェイスの選考
いろいろ並べて選びます。ガツンとした骨太書体がいい。
この4種の書体名分かりますか?
(グラフィックデザイナーやタイプデザイナーなら難なくこたえられるでしょう)


magma_20090722_2.jpg
↑その3:文字組+マグマの図案化の組み合わせ
選んだ書体は「Gill Sans Ultra Bold」。スペーシングして文字組します。
それに、地下で煮えたぎるマグマの様子を図案化したものを組み合せます。
スケッチを下絵に輪郭を描いていきます。


magma_20090722_3.jpg
↑その4:完成へ
左右シンメトリー。先ずは左を描いて、鏡像コピーし、全体のかたちを微調整します。
色彩設定を施して完成です。


---

このロゴマーク、どんな印象を持ちますか?
関係者のみなさんや、チラシなどで目にした人たちに
愛されることをねがいます。

富岡史棋



cl: ARTE Y SOLERA
2009年

    05:12  Top
    05:07  Top

2008.10.16[木] おおさわ学園 学園章・ロゴタイプ

osawagakuen_symbol_fin_1.jpg
↑基本形


osawagakuen_symbol_fin_2.jpg
↑英語表記版


og_skech_1.jpg
og_skech_2.jpg
og_skech_8.jpg
og_skech_3.jpg
↑アイデアスケッチの一部です。

og_skech_4.jpg
↑細部を考えてゆきます。

og_skech_5.jpg
↑ペンで描いた下描きをスキャニングして、パソコン上でかたちを整えます。


og_skech_6.jpg
↑ロゴタイプの部分も手描きが元になります。

og_skech_7.jpg
↑こちらが採用されました。フォーマルなものは、見飽きないからいいのです。

og_photo_4.jpg
og_photo_5.jpg
↑美術部のみんなのアイデアスケッチと美術室での様子

osawagakuen_1.jpg
osawagakuen_2.jpg
↑デザインノート「おおさわ学園の学園章はこうして生まれました」
 模造紙に写真やスケッチをぺたぺた、落書き調に説明文を書きました。
 児童・生徒、先生方に、学園章完成までの経緯を知ってもらうためにつくりました。
 クリックするとやや大きい画像がポップアップで表示されます。

IMG_5256.jpg
IMG_5258.jpg
↑七中美術部のみんなに見てもらっているところです。
 共同作業によって学園章ができました。美術部のみんな、ありがとう。


IMG_5221.jpg
↑完成した学園旗(下)を持って狩野学園長と記念撮影。


三鷹市の小中一貫教育校「おおさわ学園」の学園章の制作案件。三鷹第七中で行われる「職業人のはなしをきく会」に参加し、そこで狩野学園長との出会いがあったことから依頼を受けました。

さて、このおおさわ学園では、開園に向けてなかなか面白い試みをしていたんです。それは、学園歌の歌詞と学園章のデザインを、児童・生徒から募集し、学園歌も学園章もそれらのアイデアの中からつくりあげてゆこうというものです。すでに学園歌は歌詞も決まり、プロの作曲家の手によって完成し、開園式典で披露されました。一方の学園章は、七中の美術部の有志メンバーと美術部講師によって完成の手前までつくられていました。学園長との出会いにより、そこから完成に向けて、わたしが入ることになったのでした。

最終案がありました(学園長との写真で手にしている上のボード)。限られた情報の中、このままバトンを渡されてわたしひとりでつくるよりも、もう少し、美術部有志メンバーとやりとりをして、さらにアイデアを持ち寄りながら完成させる方法を提案し、快諾いただきました。3度程の美術室でのアイデア出しはとても面白かったです。美術部のみんなからは、「鷹は強そうでかっこいい方がいい」とか「幼稚にしたくない」という声。大人の関係者からは「えらそうにしてしまうと、軍隊みたいな印象になるから、それは避けて」とか「親しみやすく」という声が。対極ともとれる要望にいろいろと悩まされながらも、新たなアイデアを盛り込んで、最終的にはわたしが手を動かし、大人で構成される「コミュニティスクール委員会」でプレゼンテーションを2度行い、そこでの意見も反映しながら、無事に学園章が生まれたのです。

とても貴重で面白い経験をさせていただきました。
学園長はじめ、美術部のみなさんも、ありがとうございました。

永く、親しみを持って使っていただけることを願います。

ふみ特 富岡史棋

---

『おおさわ学園章は、大沢の地の特徴である「オオタカ」「緑」「野川」「蛍」「星」でかたちづくられています。その昔、大沢が鷹場であったことから、学園章の真ん中で勇ましい「オオタカ」が羽をひろげています。 羽の部分が、生命力にあふれる「緑」豊かな自然をあらわし、国分寺崖線のハケなどの湧き水かなる「野川」をつつみこんでいます。野川に浮かぶ三つの星は、ほたるの里・三鷹村で見られる「蛍」と 大沢にそびえる国立天文台をあらわす「星」です。その光は、「羽沢小学校」「大沢台小学校」「三鷹第七中学校」三校の児童や生徒たちの輝きもあらわしています。
子どもから大人まで多くの人に親しみを持って受け入れられるようにと、手描きのあたたかさを感じられる学園章が設計されました』 以上、ベーシックデザインシステムより転載

cl: 三鷹市
2008年
    06:30  Top

2008.10.15[水] フラットバレイ コーポレートシンボル

flatvalley_symbol.jpg

flatvalley_skech_1.jpg
flatvalley_skech_2.jpg
↑ラフスケッチ

新しく立ち上げるインターネットサービス会社のシンボルマークの依頼。
第一の要望は「太陽」と「ひまわり」をモチーフとして入れてほしいとのことでした。
太陽は、地球上の生物を照らし、光りとぬくもりを届けます。
ひまわりは、太陽の動きに合わせて、方向を追うように花が回るといわれます(生長過程で)。
つまりは、太陽がこの会社、そのサービスを受ける人たちがひまわりなのです。
太陽のような存在になりたいという願いが、起業する際の気持ちにあらわれています。
ひまわりのかたちを図案化しました。その中には日足紋が広がっています。
国際的にも貢献したいとのことで、日本を感じさせる紋の要素を取り入れたわけです。
色彩設定も基本は墨色です。
社長がイタリア好きなので、ヴェネチアンローマン体の Adobe Jenson Pro を選びました。

起業。いろいろ大変なこともあるかと思いますが、事業が成功することをお祈りします。

ふみ特 富岡史棋

cl: フラットバレイ株式会社
2007年
    12:00  Top

2008.10.15[水] 三鷹市市民協働センター ロゴタイプ・スローガンマーク

sk_symbol.jpg
sk_sloganmark.jpg

sk_photo_2.jpg
↑これまでの入口の電飾看板です。

sk_photo_1.jpg
↑それが、こう変わりました。

sk_skech_2.jpg
↑初期のアイデアスケッチより

sk_skech_1.jpg
↑ペンを使ったロゴタイプの下描き

sk_skech_3.jpg
↑ペンを使ったスローガンマークの下描き


三鷹市市民協働センターの利用者より「やわらかいイメージの看板にしてほしい」
との声がよせられ、その要望を受けた案件でした。
老若男女、幅広い世代の市民が集う場所なので「やわらかい」に加えて
「親しみやすさ」も感じられるとなおいいのです。

「三鷹市市民協働センター」という、複雑な漢字が多い字面です。
どうしても、この名称だと、漢字の並びの印象がかたくるしくなってしまいます。
そこがポイント。
既成書体でやわらかいディスプレイ書体やファンシー書体を組んだりもしましたが
いろいろと試した結果、全て手描きの案が採用されました。

市民協働センターにはスローガンのようなものがあります。
それは、「つなぐ ささえる つむぎだす」というみっつのキーワードです。
そのことばをシンボル化してほしいという要望も加わりました。
さあ、どうしましょう。
三鷹市の市木である「いちょう」の葉をモチーフにし
おおぎがたにひろがりをもつかたちの中に、キーワードを組み合わせてみました。
偶然にも、ちょうどおさまりがいいではありませんか。
どんぐりは、みんなの好奇心のしるしのような存在です。
あたたかみのあるベージュを地色にしいて、暖色系の配色でまとめました。
色彩設定も印象を左右しますから重要なのです。

さて、利用者の声ですが
それなりに、いい反響をいただいているようです。

ほっ

ふみ特 富岡史棋


cl: 三鷹市市民協働センター
2008年
    10:20  Top
Pagetop